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マンジャロの安全な捨て方ガイド!使用済み注射器の正しい処分方法とは
ご自宅でマンジャロの自己注射を行う際、使用済み注射器の正しい処分方法をご存知ですか?誤った捨て方をすると、地域のゴミを回収する作業員の方が針刺し事故の危険に晒される可能性があります。
この記事では、使用済み注射器の安全な捨て方や、自治体のルールに合わせた処分方法を紹介します。正しい知識を身につけ、日々の治療をより安全に続けましょう。
新宿予防クリニックでは、医師が体質や生活習慣、ライフスタイルの目標に応じてマンジャロを用いた医療ダイエットをサポートしています。まずはお気軽にご相談ください。
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マンジャロの安全な捨て方3つの基本ステップ
マンジャロの安全な捨て方について、以下の3つのステップを紹介します。
- ステップ1:使用後の針が正しく収納されているか確認する
- ステップ2:針刺しを防ぐために固い容器を準備する
- ステップ3:廃棄するまで安全に保管する
ステップ1:使用後の針が正しく収納されているか確認する
マンジャロの注射器は「オートインジェクター」と呼ばれる形式で、注射後に針が自動で本体の中に収納される構造になっています。「機械だから大丈夫」と油断せず、毎回ご自身の目で確認する習慣を持つことが重要です。注射後には、以下の項目を確認しましょう。
- 「カチッ」という音は2回鳴ったか
- 本体の窓から灰色のゴムピストンが見えるか
- 注射器の先端から針が出ていないか
特に守るべきルールは、一度外したキャップを戻さないことです。キャップを戻そうとすると、誤って自分の指を刺す「針刺し事故」につながる危険があります。
ステップ2:針刺しを防ぐために固い容器を準備する
使用済みのマンジャロは、針が本体に収納される構造ですが、ゴミ袋の中で強い圧力がかかると、壊れて針が外に出る可能性があります。針がゴミ袋を突き破らないよう、固い素材でできた容器に入れて廃棄することが推奨されています。容器を選ぶときのポイントは蓋が閉まり、針が突き抜けない十分な厚みがあるものが理想です。
ステップ3:廃棄するまで安全に保管する
使用済みマンジャロは、お住まいの自治体ルールにもとづいて廃棄する必要があります。一般廃棄物として廃棄する場合、使用済み注射器を入れた容器は、ゴミ収集日までご家庭で保管する必要があります。保管期間中の安全管理が、家庭内での事故防止につながります。
保管場所は、子供やペットの手が届かない場所や鍵のかかる場所などが適切です。ご家族にも保管場所と危険性を共有し、協力を得るようにしましょう。
マンジャロの主な処分方法
マンジャロの主な処分方法について、以下の3つを解説します。
- 自治体ルールに沿った家庭ゴミでの廃棄
- 処方元の病院や薬局での回収
- 在宅医療廃棄物回収サービスの利用
自治体ルールに沿った家庭ゴミでの廃棄
使用済みのマンジャロは、多くの自治体で家庭ゴミとして捨てることが可能ですが、分別区分や捨て方は地域ごとに異なります。お住まいの自治体ルールの確認方法は、以下のとおりです。
- 自治体のWebサイトで調べる
- ゴミ分別アプリやパンフレットを見る
- 役所に電話で問い合わせる
自分の住む自治体のルールを確認せずに自己判断で捨てると、思わぬ事故につながる可能性があります。正しい情報に基づいて、安全かつ適切に廃棄するようにしましょう。
処方元の病院や薬局での回収
ご家庭での処分に不安がある場合や、自治体のルールがわからない場合には、処方元の病院や薬局に回収を依頼できます。処方元の病院や薬局での回収方法には、安全性や利便性のメリットがある一方で、注意点もあります。以下の表にまとめました。
| 良い点 | 注意すべき点 |
| ・医療の専門家が処理するため、安全で確実 ・自治体の細かいルールを調べる手間が省ける ・処分方法について直接相談できる安心感がある | ・回収を行っていない病院や薬局もある ・病院や薬局まで持っていく手間がかかる ・次の受診日まで自宅で保管しておく必要がある |
処分方法に少しでも不安がある場合は、かかりつけの病院や薬局に相談することをおすすめします。
在宅医療廃棄物回収サービスの利用
マンジャロの処分方法として、在宅医療廃棄物の専門回収サービスを利用するという選択肢もあります。民間の事業者が提供している有料のサービスで、代表的な2つ回収サービスは、以下のとおりです。
- 訪問回収サービス:専門業者が指定日時に自宅を訪問し、回収する
- 郵送回収サービス:薬局などで専用の回収キット(箱や袋など)を購入し、業者に郵送して処理を依頼する
利用を検討する場合は、かかりつけの薬局で提携しているサービスがないか確認しましょう。インターネットで「在宅医療廃棄物回収サービス」などと検索して事業者を探すこともできます。費用はかかりますが、自宅にいながら安全・確実に処分できるという利点があります。
安全な廃棄のためのポイント
安全な廃棄のためのポイントは、以下のとおりです。
- 針刺し事故を防ぐ容器を選ぶ
- 未使用で期限切れになったマンジャロを捨てる
- 外出先や旅行先で使用済み注射器を保管・処分する
針刺し事故を防ぐ容器を選ぶ
使用済みのマンジャロを安全に廃棄するには、針が貫通しない丈夫で固い容器を選ぶことが重要です。針刺し事故を防ぐための適切な容器と、避けるべき容器の例を以下の表に示します。
| 適切な容器の例 | 避けるべき容器の例 |
| ・飲料用のペットボトル ・洗剤やシャンプーのボトル ・牛乳パック ・薬の空容器 | ・アルミ缶やスチール缶、ガラス瓶 ・お菓子の箱などの紙製の箱 ・ビニール袋やポリ袋 |
液体やにおいが漏れないように、注射器を入れた容器はゴミ袋を二重にして入れましょう。収集車内での汚れやにおいの発生を防ぐために、お住まいの自治体のルールに従って処分してください。
未使用で期限切れになったマンジャロを捨てる
未使用のマンジャロも針が付いている医療機器です。使用済みの注射器と同様に、安全に配慮して処分する必要があります。未使用マンジャロを捨てるときのポイントは、以下のとおりです。
- 注射器のキャップは外さない
- 固い容器に入れる
- 注射器の中の薬液はトイレなどに流さない
未使用の薬剤の捨て方は、自治体によってルールが異なる場合があります。自己判断で家庭ゴミに出す前に、処方された病院や薬局に相談しましょう。
外出先や旅行先で使用済み注射器を保管・処分する
外出先や旅行先でマンジャロを使用した場合、公共のゴミ箱などに捨てることはできません。外出先での保管と処分のポイントは、以下のとおりです。
- 蓋が閉まる携帯用の固い容器を準備する
- 使用後すぐに容器に入れる
- 一時保管した使用済みの注射器は自宅に帰ってから正しく処分する
飛行機に乗る場合は、保安検査場で自己注射器であることを説明できるようにしましょう。薬の説明書や、診断書などを用意しておくと安心です。
まとめ
使用済みの注射器は、ご自身やご家族、ゴミ収集作業員の方を針刺し事故から守るためにも、正しく処分することが重要です。「使用後すぐにペットボトルなどの固い容器に入れ、蓋をしっかり閉めて捨てる」ことが重要です。主な処分方法は、以下のとおりです。
- お住まいの自治体のルールに従う
- 処方された病院や薬局に回収を依頼する
- 専門の回収サービスを利用する
捨て方に迷ったり、不安を感じたりしたときは、自己判断せず、かかりつけの病院や薬局に相談しましょう。正しい知識と行動で、安全に治療を続けてください。
新宿予防クリニックでは、医師が一人ひとりの体質・生活習慣・目標に合わせてマンジャロを用いたGLP-1治療をサポートしています。お悩みの方はお気軽にご相談ください。
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