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新宿予防クリニックブログマンジャロで痩せない理由とは?効果を高める方法と見直すべきポイント

マンジャロで痩せない理由とは?効果を高める方法と見直すべきポイント

マンジャロで痩せない理由とは?効果を高める方法と見直すべきポイント

「期待してマンジャロを始めたのに、思うように体重が減らない」と、不安や焦りを感じている方が多いのではないでしょうか。マンジャロは食欲を抑える効果が期待できますが、使用するだけでは減量の効果は得られません。効果を実感できていない方は、薬の力を半減させている可能性があります。

この記事では、マンジャロで痩せないときに考えられる4つの原因を解説します。マンジャロの効果を高めるための具体的なポイントや注意点も詳しくご紹介します。生活習慣を見直して、痩せやすい体質を目指しましょう。

新宿予防クリニックでは、医師が体質や生活習慣、ライフスタイルの目標に応じてマンジャロを用いた医療ダイエットをサポートしています。まずはお気軽にご相談ください。
>>新宿予防クリニック GLP-1医療ダイエット

マンジャロで痩せないときに考えられる4つの原因

マンジャロで痩せないときに考えられる4つの原因は、以下のとおりです。

  • 摂取カロリーが消費カロリーを上回っている
  • 筋肉量が少なく基礎代謝が低い
  • 体重が減りにくい「停滞期」に入っている
  • 睡眠不足やストレスなど生活習慣の乱れ

摂取カロリーが消費カロリーを上回っている

ダイエットで大切なのは、摂取カロリーを消費カロリーより少なくすることです。食事の量を減らしても、高カロリーの食事をとると、消費カロリーを上回ってしまいます。以下の食べ物は、高カロリーであるため注意が必要です。

  • 糖分が含まれている飲み物:甘いカフェラテ、ジュース、野菜ジュース、スポーツドリンク
  • 油分の多い調味料:ドレッシング
  • 炭水化物:ご飯、パン、麺類

マンジャロの効果を引き出すためにも、ご自身の食事内容を見直すことが大切です。食事の記録をつけて、何をどれくらい食べているか「見える化」するのも良い方法です。

筋肉量が少なく基礎代謝が低い

筋肉量が少ないと、基礎代謝が低く痩せにくい体質になります。基礎代謝は、筋肉の量で変化します。筋肉が多いほど、1日に消費するエネルギーが増加するため「痩せやすく太りにくい」体質になります。マンジャロには、筋肉を増やしたり、直接的に消費カロリーを増やしたりする作用はありません。

筋肉量が少ない方や、運動習慣がなく基礎代謝が低い方は、マンジャロを使っても効果を実感しにくいことがあります。食事の量を減らすだけのダイエットは、注意が必要です。極端な食事制限は、筋肉が減って基礎代謝が下がり、痩せにくい体になってしまうため注意が必要です。

体重が減りにくい「停滞期」に入っている

ダイエット開始時は、体重が減りやすいですが、停滞期(ていたいき)は、体重が減りにくくなります。食事量が減り体重が減少してくると、ホメオスタシス機能が働き生命を維持しようとするため、停滞期に入ります。停滞期は、2週間~1か月続くことが多いですが、個人差があります

睡眠不足やストレスなど生活習慣の乱れ

睡眠不足やストレスも、ダイエットに影響します。食欲は、グレリンとレプチンという2種類のホルモンに大きく左右されます。睡眠不足になると、ホルモンバランスが崩れやすくなり、食欲を増やすグレリンが増える一方で、食欲を抑えるレプチンが減ってしまいます。その結果、高カロリーの食品を欲しやすくなります。

強いストレスを感じると、コルチゾールが分泌されます。コルチゾールは食欲を増やし、お腹周りに脂肪をため込みやすくする働きがあります。質の良い睡眠をとり、自分に合った方法でストレスを管理することで、マンジャロの効果を高めることが期待できます

マンジャロの効果を引き出す4つの方法

マンジャロの効果を引き出す方法として、以下の4つを解説します。

  • タンパク質中心のバランスの良い食事を心がける
  • 有酸素運動と簡単な筋トレを習慣にする
  • 医師に指示された正しい用法・用量を守る
  • 現実的で継続可能な減量目標を再設定する

タンパク質中心のバランスの良い食事を心がける

筋肉の材料となるタンパク質を中心としたバランスの良い食事を心がけることが重要です。食事量を減らしすぎると、脂肪だけでなく筋肉も失われ、基礎代謝が下がって痩せにくくなります。筋肉量を維持するために、タンパク質を摂ることが大切です。タンパク質は消化に時間がかかるため、満腹感が続きやすい特徴もあります。以下のポイントを意識することで、体重管理がしやすくなります。

  • タンパク質を毎食プラスする:卵、納豆、無糖のヨーグルト、鶏むね肉、魚、豆腐など
  • 主食を工夫する:玄米、もち麦ごはん、全粒粉パンなど
  • ミネラルや食物繊維をプラスする:野菜やきのこ、海藻類など
  • 間食は質で選ぶ:無調整豆乳、素焼きのナッツ、チーズなど

食事に一品足したり、材料を変えたりするだけでタンパク質の摂取につながります。食物繊維が豊富な食材はお腹の環境を整え、便秘解消にも役立ちます。自分の食生活に合った素材を意識して選択しましょう。

有酸素運動と簡単な筋トレを習慣にする

マンジャロには、消費カロリーを直接増やす効果はありません。そのため、運動を習慣にして消費カロリーを増やすことが大切です。脂肪を燃やす有酸素運動と、基礎代謝を上げる筋力トレーニングを組み合わせることで、効率的に体重を減らす効果が期待できます。有酸素運動のポイントは、以下のとおりです。

  • 運動種目:ウォーキング、軽いジョギング、サイクリング、水泳
  • 目標:1日10分から始め、慣れてきたら週に合計150分を目標にする
  • 日常生活での工夫:一駅手前で降りて歩く、エレベーターを階段にする

筋力トレーニングは、以下を参考にしましょう。

  • トレーニング内容:スクワット、腕立て伏せ、腹筋
  • 頻度:週2~3回を目安

太ももやお尻、胸などの大きな筋肉を鍛えると、効率よく基礎代謝を上げられます。運動は継続が大切です。ご自身が楽しく感じられるものから始めましょう

医師に指示された正しい用法・用量を守る

マンジャロの効果を得るためには、医師の指示通りに正しく使うことが大切です。自己判断で使い方を変えると、十分な効果が得られず、副作用の原因にもつながります。マンジャロは週に1回、決まった曜日に注射する薬です。使用方法を守ることで、血液中の薬の濃度が一定に保たれ、安定した食欲抑制効果が期待できます。

正しい使い方ができているか、次の項目をチェックしてください。

  • 週に1回、決まった曜日に注射する
  • 注射する場所(お腹、太もも、腕の裏側)を毎回少しずつずらす
  • 注射前に、手指や注射する場所をアルコール綿で消毒する
  • 冷蔵庫(2~8℃)で保管する

効果が感じられない場合でも、ご自身の判断で量を増やしたり、注射の回数を増やしたりすることは避けてください。効果や副作用の気になる点は、医師や薬剤師に相談しましょう。

正しい使用を続けるためには、副作用の特徴を理解しておくことも重要です。以下の記事では、マンジャロで起こりやすい副作用の種類や頻度、注意すべき症状について医師が詳しく解説しています。
>>マンジャロの副作用とは?頻度や注意すべき症状・対処法を解説

現実的で継続可能な減量目標を再設定する

ダイエットに大切なのは、継続可能な減量目標を設定することです。「1か月で10kg痩せたい」などの高すぎる目標は、焦りやストレスを生みダイエットの妨げになります。急激な減量は体に大きな負担をかけ、体重が減りにくくなる停滞期を招いたり、リバウンドしやすくなったりする可能性があります。

無理なく、健康的に痩せるためには、現実的で達成可能な目標を立てることが重要です。目標設定に迷ったときは、医師に相談してください。医師とご自身の最適な減量ペースを一緒に考えることで、継続しやすい環境が整います

マンジャロ治療の注意点

マンジャロ治療の注意点を、2つ解説します。

  • 吐き気などの副作用は医師へ相談する
  • リバウンドを防ぐための生活習慣を作る

吐き気などの副作用は医師へ相談する

マンジャロ治療を開始した時期は、吐き気や下痢などの症状を感じる場合があります。マンジャロには、胃の動きを穏やかにして、食べ物をゆっくり腸へ送る働きがあります。そのため、食べ物が胃に長くとどまり、お腹が張った感じや吐き気、食欲不振などの症状が出やすいです。

GIP・GLP-1受容体作動薬であるマンジャロを使った人は、GLP-1受容体作動薬を使った人と比べて、消化器系の副作用が起こりやすいことが研究で報告されています。治療初期にみられやすい症状は、以下のとおりです。

  • 吐き気・むかつき
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 便秘
  • 食欲不振
  • 胃の不快感

治療を続けて体が薬に慣れてくるにつれて、軽くなっていくことがほとんどです。症状がつらくて日常生活に支障が出るほどであれば、我慢せずに医師に相談してください。自己判断でやめてしまうと、十分な治療効果が得られなかったり、副作用症状のリスクが高まったりします。

症状がつらい場合は医師に相談したうえで、症状を和らげる薬を使ったり、マンジャロの量を調整したりすることで、治療が継続できます

副作用がつらく治療を中断した場合、その後の体重変化や注意点を理解しておくことも重要です。以下の記事では、マンジャロを中止した際に起こり得る変化やリバウンドを防ぐポイントについて、医師が詳しく解説しています。
>>マンジャロをやめたらどうなる?中断後の体重変化と注意点を医師が解説

リバウンドを防ぐための生活習慣を作る

マンジャロの治療をやめた後に、食欲が元に戻り、体重がリバウンドしてしまう可能性があります。マンジャロを使っている期間を、健康的な生活習慣を身につけるための機会と捉えることが大切です。生活習慣を見直すことで、治療を継続しやすくなり、体重管理につながる可能性があります。

運動習慣は、筋肉量を増やし基礎代謝を高めることにつながります。マンジャロを止めた後でも、運動を続けて基礎代謝を保つことが、リバウンドを防ぐ生活につながります。マンジャロ投与中から、生活習慣を見直して根本的な体質改善を目指しましょう

まとめ

マンジャロは、食欲を抑える効果が期待できる薬ですが、使っただけでは痩せることはできません。マンジャロで効果を感じにくい場合は、主に以下の原因が考えられます。

  • 摂取カロリーが消費カロリーを上回っている
  • 筋肉量が少なく基礎代謝が低い
  • 体重が減りにくくなる「停滞期」に入っている
  • 睡眠不足やストレスなど生活習慣の乱れ

体重減少が停滞している場合は、日常生活や運動習慣などを見直しましょう。ご自身の生活習慣を見直し、タンパク質中心の食事や運動習慣を取り入れてみてください。健康的な生活習慣を身につけると、マンジャロをやめたあとのリバウンドを予防することにつながります。

マンジャロを自己判断で中止すると、治療効果が得られなかったり、副作用が悪化したりする可能性があります。不安なことや困ったことがあれば、医師に相談することをおすすめします。自分のペースで痩せやすい体作りを目指していきましょう。

新宿予防クリニックでは、医師が一人ひとりの体質・生活習慣・目標に合わせてマンジャロを用いたGLP-1治療をサポートしています。お悩みの方はお気軽にご相談ください。
>>新宿予防クリニック GLP-1医療ダイエット

本診療科のGLP-1受容体作動薬は厚生労働省に2型糖尿病治療薬として承認されていますが、肥満治療目的では未承認(目的外使用)です。重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

参考文献

Nobuya Inagaki, Masakazu Takeuchi, Tomonori Oura, Takeshi Imaoka, Yutaka Seino.Efficacy and safety of tirzepatide monotherapy compared with dulaglutide in Japanese patients with type 2 diabetes (SURPASS J-mono): a double-blind, multicentre, randomised, phase 3 trial.Lancet Diabetes Endocrinol,2022,10,9,p.623-633